人は皆自分の中に「正しさ」を持っています。
上司から見れば、部下は上司の言うことを素直に聞くものだ。
部下から見れば、上司は部下が理解しやすいように指示をするべきだ。
旦那からすれば、奥さんは旦那が日々外で戦っていることを理解すべきだ。
奥さんからすれば、旦那も家事や子育てを手伝うべきだ。
その他にも我々はありとあらゆる「正しさ」を持って生きています。
そしてその正しさは、周りの全ての人も同じ基準で持っていると感じています。
「普通はね」という言い方をする時が最も分かりやすい「正しさ」の表現です。
でも、よくよく考えてみてください。
その「普通」って誰の普通?
本当に世界中の全ての人がそのことを普通って思ってますか?
そう、その普通はあなたの普通であって、他の人の普通じゃないんです。
人はそれぞれ自分の中に「普通=正しさ」を持っています。
コーチングに「承認」というスキルがあります。
例えば部下が行った仕事を「よくやった」「いいできだな」と認めてあげるというスキルです。
褒めることとは違って、認めてあげるスキルと言ったらいいでしょうか。
もしもあなただったら、次のどっちの上司の対応が好きですか?
1.何をやっても「お前はどうしてそんなに仕事ができないんだ!」と叱責される上司。
2.何をやっても「よくできたな。でも、ここのところはこうした方がいいと思うんだけどどう思う?」と一端受け取った上で、的確な指示をしてくれる上司。
けなされて伸びるタイプもたまにいますが、一般的には2の上司を好きになるケースが多いです。
人は、自分を認めてくれない人を認めないし、好きにもならないんです。
そして、人が楽しくエネルギッシュに行動を開始する源は、人に認めてもらいたいという気持ちなんです。
自分の正しさを認めてもらいたい気持ちと言ってもいいですね。
人はそれぞれ「自分の正しさ」を持っています。
それを理解して人に関われる人は良質の人間関係を作っていける人ですね。
私がここに書いていることも私の正しさなのかもしれません。
だから、自分で試してみてください。
部下を認めてあげるコミュニケーションをとったら、どんな反応をするのかを。
どんな部下が育つのかを。 |