ビジネスというのは、「目標設定」と「目標実現を目指した行動」の連続です。
納期という形でお客さんが目標を決める場合もありますし、予算やノルマという形で社内で目標が決まる場合もあります。
ここでいう目標とは@期日があってA測れるものです。
期日がなく「1週間後ぐらいまでにできたらいいなあ」という程度のものは目標と言いません。
測れるものとは、目標達成の可否が誰の目にも明らかなものという意味ですから、「3月31日までにみんなが満足する結果を出している」という類のものは目標ではありません。
どうなったら「みんなが満足する結果と言えるのか?」が明確になっていることが必要です。
そして、あまり目標を持ちたくないと思っている人が多いです。
何故か?
目標を持つと結果が出てしまうからです。
いい結果ならもちろん嬉しいですが、悪い結果もはっきりしてしまいます。
一度くらいの目標未達なら自分でも納得できますが、常に未達だと段々気分が悪くなってきます。
そして目標設定時点で「できなかったらどうしよう」とか「またできないのかな?」という思いが出てきます。
ですからなるべく日常生活の中で明確な目標を設定しないようにしたり、目標を設定しても最初から自分に言い訳を作っておく人が多いんです。
「そもそもこの目標は会社が決めたもので無理な数字だな」と端から諦めたり、「がんばります」と努力することだけを上司に約束したりするんですね。
誰でも「できない自分」をはっきりさせたくありませんし、上司から「できない部下」という烙印を押されたくないものです。
ましてや目標未達だと上司からこっぴどく怒られるとわかっていたら、なるべく曖昧な目標にしようとしたり、可能な範囲の目標しか設定しなくなります。
人間は弱い生き物です。
自分で自分のダメなところを見たくないし、周りの人からもダメな人と思われたくない。
だから、部下が目標に対してどんな気持ちで取り組めているのかを上司は知っている必要があります。
部下が目標達成に前向きに取り組める環境を作るのが上司の役目なのです。
ちなみに目標設定の無い毎日は本当に気楽です。
「しなければならない」という不快感もありませんし、できかったことを誰かに叱責される心配もありません。
でも、目標達成に取り組まない人は、成長の可能性の少ない毎日を過ごすことになります。
部下がエネルギッシュに目標達成に向かえるよう、上司の方にはサポートして頂きたいですね。 |